株式会社　サンコー｜栃木県日光市｜一般貨物輸送｜工場製品・食品の輸送

毎年恒例となっている「栃木県ドライバーコンテスト」が、今年も無事に開催されました。
あいにくの雨模様ではありましたが、選手たちは全力を尽くし

10トン部門で優勝、4トン部門で3位、女性部門では特別賞という成果を収めることができました。

私が初めてドラコンを担当したのは2017年。
正直なところ当時は「お祭り気分」で参加していました。結果が伴わなくても「頑張ってないから仕方ないよね」と、自分を守るための言い訳をしていたことを覚えています。

そんな時、毎年上位に入賞されている宮本運輸様のドライバーさんが、表彰式で悔し涙を流していた姿を見ました。

その涙を目にして、「本気で挑戦するからこそ意味がある。成長につながる」と強く心を揺さぶられました。

あの瞬間が、サンコーのドラコン部の出発点だったと思います。

そして今年。サンコーのドライバーが悔し涙を流してくれました。
それは「本気で取り組んだからこそ流せる涙」。その過程を踏んだからこそ、結果以上に大切な経験が残ったと確信しています。きっとその姿を見て、他社のドライバーや管理者の方々も何かを感じてくださったのではないでしょうか。

ドライバーコンテストは単に順位を競う場ではありません。
栃木県全体でドライバーの技能や安全意識を高め、誇りを持って業務に取り組める環境を作る貴重な大会です。

私たちは自社の成長だけでなく、県全体で切磋琢磨しながら、より安全で誇りあるドライバーを育てていきたいと考えています。

それこそが、ドラコンを通じて「本気で取り組む楽しさ」を教えていただいたことへの恩返しだと思っています。

最後になりますが、ご指導をいただきました皆さま、大会運営に尽力された関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。